僕はさっそく、P2Pで楽曲のデータを集め、オークションで「J-POP1万曲入りiPod」「洋楽1万曲入りiPod」「アニソン1万曲入りiPod」などを売り始めた。 読みは当たり、楽曲入りiPodは飛ぶように売れた。 (宮下崇『連続起業家のTHEORY』より) 幻冬舎ルネッサンス新社から4月に出版された、宮下崇『連続起業家のTHEORY』の内容が物議を醸しています。著者が代表を務めるヘクトルに問い合わせたところ、「現在、専門家を交えて内容、並びに宮下本人に事実確認中のため、回答は差し控えさせていただきます」(ヘクトル 広報担当者)とのことでした。 宮下崇『連続起業家のTHEORY』(Amazon.co.jpより) 問題となっているのは、第1章「『アイデアでお金を稼ぐ』ことの面白さを知る」に書かれている内容。著者の宮下氏が高校時代に行っていた“あるビジネス”について説明したもので、当時父からP
コンサルタントのころ。対人技術を教わった。 様々なものがあったが、その中でも群を抜いて重要な技術の一つは 「会話の時、人の話を否定しない」こと。 具体的には、人に『ちがう』と言ってはいけなかった。 * 若干うろ覚えだが、客先で、こんなことがあった。 プロジェクトで、部門別の目標を立てて、発表してもらった時のことだ。 私:「では、営業部2課の目標の発表をお願いします。」 営業2課:「既存顧客を中心に、前年比10%の売上アップです。」 私はここで、おかしいな、と思った。 先日の経営会議で 「営業2課は、新規開拓を中心にした目標にしてほしい」 との指示があったからだ。 それがなぜか既存顧客中心にすり替わっている。 訂正させなければならない。 が、「その目標、間違ってませんでしょうか?」と否定するのはご法度だ。 私は思案した。 どうすれば担当者を否定せずに済むのだろう。 そこで確認した。 私:「確
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