以前、漫画の海賊版配信サイト「漫画村」で仮想通貨を採掘(マイニング)するスクリプトが埋め込まれていたとトレンドマイクロが指摘していたが(過去記事)、トレンドマイクロがTVでの取材時に事実とは異なる実演を行っていた可能性が指摘されている(Togetterまとめ、黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)。 漫画村で使われていた採掘スクリプト(Coinhive)の設定では、採掘に使用するCPUリソースを設定するパラメータ「Throttle」が1に設定されていたという。このパラメータはCPUパワーのうちどれだけを採掘に利用するかを設定する物で、「1」だと採掘に使用するCPUリソースを最小限にする設定になるという(トレンドマイクロの翻訳記事)。そのため、この設定でCPU利用率が100%になることはないと指摘されている。 また、問題の取材ではWebブラウザとしてInternet Explor