2011年4月19日のブックマーク (14件)

  • 「原子力なくても火力と水力でまかなえる」と京大研究者提言

    いまや日の全発電量の26%を占めるまでになった原子力発電だが、福島原発事故を機に、「原発はないほうがいいのでは」との声も上がる。だが、いまさら生活は変えられるのか? 「原子力がなくても、現在の火力と水力だけで充分にまかなえます」というのは、京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏だ。 「日では、使われていない火力の発電所が相当数あるんです。そういった発電所を稼働させれば、原発を全部止めて、廃炉にしても問題ない」。東海地震の予想震源域にある浜岡原発をはじめ、即刻すべて止めるべきと、小出氏はいう。 世界にはすでに“脱原発”に踏み切った国が存在する。イタリアだ。1986年のチェルノブイリ原発事故を受け、イタリアは1987年に国民投票を実施。当時稼働していた4か所の原発を順次閉鎖することを決定した。現在も続いている解体作業は2019年までには終える予定だという。 しかし代償として、エネルギー需要の

    「原子力なくても火力と水力でまかなえる」と京大研究者提言
  • 仲間増える『あいさつの魔法』CM 仲間消えた被災者には苦痛

    繰り返されるメッセージCMのなかでも、お母さん層を中心に好評なのが『あいさつの魔法』だ。 犬やウサギ、ワニ、ライオンなど、アニメのゆるキャラが歌に合わせて登場し、「こんにちワン!」「ありがとウサギ」などの言葉とともに、楽しい仲間が増えていくという内容である。 しかし、避難所生活を送る人には辛い歌だという。 「テレビであの歌が流れたらすぐに消す。あのCMを見ると、俺の目の前で津波に巻き込まれて行った家族の姿が蘇るんだ。こっちは周りの人間がどんどんいなくなったんだから」――40代男性はそういうと、目から涙があふれ出した。 首都圏の計画停電が中止になるなど、被災地以外の地域が日常を取り戻しつつある中、被災者とそうでない人たちとの意識が乖離しつつあるのかもしれない。 被災者たちは、そんな温度差を友人や親戚とのやりとりからも感じている。 「困りものなのが、遠方に住む友人からの“励ましにそっちに行こう

    仲間増える『あいさつの魔法』CM 仲間消えた被災者には苦痛
  • 桜満開の「八木山ベニーランド」が営業再開-期間限定で入園無料に

  • 宮城のJR仙石線がれき撤去、トモダチ作戦で : 巨大地震 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    米軍は、東日大震災を受けて展開中の被災地支援「TOMODACHI(トモダチ)作戦」の一環として、宮城県で一部区間が不通のままのJR仙石線のがれき撤去作業に21日から着手する。 日米両政府の調整で18日、固まった。 作業を行うのは、在日米陸軍が同作戦のために神奈川県や沖縄県に駐留する部隊などで編成した「第35兵站(へいたん)任務部隊」。宮城県東松島市内の野蒜駅―陸前小野駅間の3・2キロ・メートルのがれきを数十人態勢で、約10日間で除去する。

  • asahi.com(朝日新聞社):倒れても生きる、咲く 津波で倒木のサクラ 宮城・名取 - 社会

    根元から倒れたにもかかわらず、花を咲かせたサクラ=18日午後、宮城県名取市閖上、高橋雄大撮影  壊滅的な被害を受けた宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区で、津波で根元から倒れたサクラが花を咲かせた。サクラは周りのがれきと一緒に撤去される予定だったが、今月11日に撤去作業に立ち会った市災害対策部のボランティア太田幸男さん(46)がふくらんでいるつぼみに気づき、自衛隊員に頼んで残してもらった。自衛隊は折れた根元が乾燥しないように、重機を使って土をかけてくれた。  1週間後、開花したのを見た太田さんは「立派だよねぇ、こんなに傷ついても花咲かすんだから。あきらめないで生きていれば花を咲かせられるって、元気と勇気をもらった」と話していた。

  • asahi.com(朝日新聞社):震災関連死の疑い相次ぐ 認定進まず計4人 - 社会

    被災地で震災関連死と疑われる例が相次いでいる。  宮城県では、気仙沼市の中学の体育館で避難生活を送っていた80歳以上の10人が死亡。岩手県釜石市でも、浸水で停電した病院に入院していたお年寄り13人が肺炎などで亡くなった。同県陸前高田市でも、介護施設の入所者15人が県内の避難先で死亡。福島県でも、避難所に移送中や移送後にお年寄りら18人が亡くなっている。  こうした例のほとんどは、被災市町村が連日集計している「震災死」には含まれていない。津波や建物の倒壊などによる「直接死」に限っているためだ。  「関連死」の審査については、行方不明者の捜索や避難住民への対応で手が回っていないのが実情だ。このため、余震での死者も含めて、行政が関連死と認めたのは、宮城県内3人、福島県内1人の計4人にとどまる。  震災との因果関係の判断は通常、遺族らによる災害弔慰金の申請を受け、医師や弁護士らで構成する市町村の審

  • asahi.com(朝日新聞社):ソフトバンク、緊急地震速報に対応 今後、大半の機種で - ビジネス・経済

    ソフトバンクモバイルは18日、今後発売するスマートフォンを含む携帯電話の大半の機種で気象庁の「緊急地震速報」に対応すると発表した。  NTTドコモやKDDI(au)は最近発売した大半の機種で対応しているが、ソフトバンクはこれまで1機種しか対応していなかった。  東日大震災後、利用者からミニブログのツイッターで孫正義社長あてに、早く対応して欲しいと要望が寄せられていた。孫社長は9日にツイッターで「対応機種が少なすぎたことを心から反省しています」と謝罪していた。

  • asahi.com(朝日新聞社):石田・前エネ庁長官、東電顧問辞任へ 「一身上の都合」 - ビジネス・経済

    1月に東京電力顧問に就任していた経済産業省資源エネルギー庁の前長官、石田徹氏が東電に4月末で辞任する意向を伝えていることが18日分かった。菅政権はこの日、同省幹部が電力会社に再就職することを自粛するよう通達。枝野幸男官房長官は石田氏についても「適切に対応されると期待する」と辞任を促していた。  東電によると、この日、石田氏から「一身上の都合で4月末で顧問を辞任したい」との連絡があった、という。東電側も辞意を受け入れる方向だ。  石田氏は昨年8月にエネ庁を退官。わずか4カ月余りで、東電顧問に就任していた。東電は今年6月の株主総会で石田氏を役員に起用する方向だった。  東電は過去3人の通産省(現経産省)OBが役員になっている。

  • asahi.com(朝日新聞社):内定取り消された人も…被災者支援の就職説明会開催へ - 政治

    中小企業庁は18日、東日大震災の被災者の就職を支援するため、合同就職説明会を開くと発表した。「がんばろう!東北 就職応援フェア」と題し、初回は5月9日に盛岡市の岩手県産業会館で開く。  盛岡では会場に20社以上のブースを設け、キャリアカウンセラーによる就職活動の相談を予定。今春卒業したが震災の影響で内定を取り消された人や、来年3月卒業予定の学生に加え、若手社会人も参加できる。  中小企業庁は7月ごろまでの間に、被災地の宮城、福島両県や、被災者が避難している東京都や埼玉県でも順次開催していく方針。  被災地の新卒者の雇用に積極的な企業125社も同時に公表。同庁のホームページ(http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/koyou/jinzai.htm)でみられる。

  • asahi.com(朝日新聞社):体育館に段ボール教室 仙台の小学校 - 社会

    体育館を段ボールで間仕切りした教室で授業を受ける児童たち=18日午前8時56分、仙台市太白区、金川雄策撮影  仙台市太白区の市立西多賀小学校では、地震で一部の教室の壁が崩れたため、体育館を段ボールで間仕切りし、教室を作った。5、6年生6クラスの約200人がここで授業を受けている。  18日、手前の5年3組では転校生が紹介されていた。仮設校舎ができるまで、半年程度ここで学ぶ。

  • asahi.com(朝日新聞社):原発推進責任「ありません」 元経産事務次官の大分知事 - 政治

    元経済産業事務次官の広瀬勝貞・大分県知事は18日の定例会見で、経産省時代に原子力発電を推進してきたことに責任を感じるかとの問いに「ありません」と答えた。続けて「とにかく安全を第一に、しかしやっぱり安定的なエネルギーの供給という意味で、原子力をやらざるを得ないだろうと進めてきた。そのことは間違ってなかったと思う」と述べた。福島第一原発事故の後、経産次官経験者が責任について会見で発言するのは初めて。広瀬知事は九州地方知事会長も務めている。  広瀬知事は「責任を感じたり、あの時こうすればいいと思ったりしたことはありますか」との問いに答えた。知事は原発の安全性についても言及。「もっと地震や津波を大きなものに想定してやっていかねばならない。二重にも三重にも安全対策があるはずだったんだが、実は二重三重になってなかった面もあるわけだから、そうした面をしっかり生かしていかねばならない」と述べ、安全性を高め

  • asahi.com(朝日新聞社):燃料棒の溶融、保安院が初めて認める 内閣府に報告 - 社会

    福島第一原発1〜3号機の核燃料棒は、溶けて形が崩れている、との見方を経済産業省原子力安全・保安院が初めて示した。18日に開かれた内閣府の原子力安全委員会に報告した。保安院はこれまで、燃料棒が損傷した可能性は認めていたが、「溶融している」との見解を公式には明らかにしていなかった。  保安院は、核燃料の表面を覆っている金属の被覆管が傷つき内部の放射性物質が放出されることを「炉心損傷」、内部の燃料が溶け出して形が崩れると「燃料ペレットの溶融」、溶けた燃料が下に落ちるのを「メルトダウン」とした。  そのうえで、検出された放射性物質の成分などから、1〜3号機とも「燃料ペレットの溶融」が起きていると推測。さらに、制御棒などと一緒に溶けた燃料が落下、下にたまった水で冷やされて再び固まり、水面に露出している、との見方を示した。ただし、どの程度溶けているかは「実際に燃料を取り出すまでは確定しない」とした。

  • asahi.com(朝日新聞社):マンション修繕積立金、実際は2倍必要 国交省が目安 - 社会

    全国でトラブルの原因になっている分譲マンションの修繕積立金の目安を、国土交通省が18日、初めて公表した。購入者に負担を感じさせないため、販売時に積立金が低めに設定され、改修時に不足する例が相次いでいる。同省が実例を検証したところ、現在の平均額の2倍必要になった。  同省は、マンションの状態や価値を長期間維持するため、12年おきに外壁の塗り替えや屋外の防水工事といった大規模な改修を呼びかけている。84の実例の総費用をもとに、毎月の積立額の目安を算出した。  マンションの戸数が多いほど1戸当たりの積立額は低くなる。1〜14階建てのマンションの1平方メートル当たりの平均月額は50戸未満で218円、50〜100戸未満で202円、100戸以上では178円だった。現在の首都圏の新築マンションの平均は月95円程度で、2倍の開きが出た。  20階以上の超高層マンションは戸数は多いものの、外壁の改修には特殊

  • asahi.com(朝日新聞社):ぬくもり届け、復興メロンパン 神社の一角で製造 福島 - 社会

    焼き上がったメロンパンが次々に並べられた=18日午前8時51分、福島県相馬市、小林裕幸撮影  東日大震災の被災者を焼きたてのパンで元気づけようと、パン会社アンデルセン(社・広島市)グループの社員有志が18日朝、福島県相馬市で「復興のパン」を焼き始めた。5月10日ごろまでに3万個を焼き、県内の避難所や高齢者施設に配る。  桜色のメロンパンで、その名も「サクラサンライズ」。「相馬野馬追」の出陣式がある相馬中村神社の一角にテントを張り、冷凍庫やオーブンを設置し、毎日1千個ほどを焼く。社員たちはトラックに寝泊まりし、自活できる態勢を整えているが、トイレやシャワーは神社が貸してくれる。  18日朝、境内にパンの甘い香りが漂うと、神社の桜や馬を見にきた家族連れが集まり、「おいしそうねえ」。午後から高齢者施設などで配る。  「アンデルセン芸北百年農場」(広島県北広島町)から参加した熊野昭彦さん(63