車のスマートキーの弱点を突いた自動車窃盗の新たな手口「リレーアタック」とみられる被害が、関西で初めて確認されていたことがわかりました。 リュックサックを前に抱えた人物。両手で電気コードのようなものを広げると、奥にある車のヘッドライトが点滅し、ドアのロックが解除されました。東大阪市で9月、男性(37)が自宅の前に車を止めていたところ、何者かに盗まれそうになり、警察に通報しました。捜査関係者によりますと、犯行グループは特殊な装置を使って、自宅の中に置いてあったスマートキーが発信する電波を家の外まで中継し、車のドアのロックを解除したとみられます。これは、ヨーロッパを中心に被害が広がっている「リレーアタック」と呼ばれる手口で、関西で、その手口を使ったとみられる盗難事件が確認されたのは初めてです。被害を受けた人は「ただただ、びっくりですよね。なんで開いたんや。なんで開けられたんやって」と話します。「