ブックマーク / www.pressa.jp (4)

  • 「これからメディア業界でメシ食ってくってどうなんですか?」〜就活生から「OB訪問」されてみた(上)

    就職活動のOB・OG訪問をオンラインで実現するジョブカレというサービスがあります。 これは「OB・OG訪問を受けてもいいよ」と考えた社会人が、自分の空き時間と面会場所をサイト上で設定し、それに就活中の学生が応募するというマッチングサービス。若い人たちがやってるスタートアップ企業のサービスですが、なかなか面白い発想だと思います。この運営元企業Arinosから「佐々木さんもOB訪問を受けてみていただけませんか」と申し出があったので、さっそく実施してみました。昨年末のことです。 まず学生さんたちの自己紹介から。 オガワ君:僕は中東や東南アジアに興味があって新聞や映画などをみて現状を勉強していて、新聞社に入りその実情を日に伝えたいなという風に思っています。 キクカワ君:大学時代は、サークルは広告研究会に入っていてバイトは日経新聞の証券部の雑用をやってました。あとは国会事務所でインターンしてま

    「これからメディア業界でメシ食ってくってどうなんですか?」〜就活生から「OB訪問」されてみた(上)
    nakagawamakoto2007
    nakagawamakoto2007 2013/04/25
    たしかに今は過渡期なのだろう。賃金がフラット化して人口が減って、安定期を迎えるのだろう。
  • アルジェリア人質殺害事件とメディアスクラム

    アルジェリア人質殺害事件での被害者名の問題について、昨日もFacebookで書いた。私の意見を要約すれば、以下のようなこと。 つまり、新聞記者は『一人の人生を記録し、ともに悲しみ、ともに泣くため』などと高邁な理想で被害者の実名報道の重要性を語るけれども、実際にやってるのはメディアスクラムで遺族を追いかけ回しているだけ。つまり新聞記者の側は、「理想とすべき報道理念」を語っているけれども、遺族取材を批判する人たちは「現実の報道の姿勢」を問題にしているということ。 この乖離を埋める努力をしない限り、新聞記者の理念などだれにも理解されないよ、ということを書いたのだった。 しかしこの乖離を(たぶん無意識のうちにだと思うけれども)回避させている意見が、今日にいたってもあいかわらずマスメディアの側に目立っている。 たとえばカバの人が語るイメージ先行のメディア批判とメディアの説明責任というTogetter

    アルジェリア人質殺害事件とメディアスクラム
    nakagawamakoto2007
    nakagawamakoto2007 2013/01/28
    RT 実名や遺族取材は一律に認めさせようと思うくせに、メディアスクラムに関しては「そういう記者ばかりじゃない」となぜか例外的に扱う
  • 絶望しかない過酷な現実を、映画は救わない

    超話題になっている園子温監督の最新作『希望の国』を試写で観た。テーマは福島第一原発事故だ。 この映画を「反原発の映画」と見る人もいるだろう。あるいは媒体資料では「社会派エンタテインメントの傑作が誕生」などと書いてある。でも私はどちらの表現もピンと来なかった。この映画は実に終末的な暗示に満ちていて、もっとも適したことばを探すとすれば、黙示録だ。作は、救いのない日の黙示録である。 設定は、東日大震災から数年後の「長島県」。ここで再び大地震が起き、原発が破壊され、メルトダウンする。福島をモチーフにしたのが明白な設定だ。 お話は、三組のカップルを中心にして展開していく。まず夏八木勲と大谷直子の老夫婦。原発から半径20キロの強制避難区域のすぐ外側にある家で、事故後もひっそりと暮らしている。大谷直子は認知症をわずらっていて記憶が混乱しているが、平穏な生活だ。 二つ目のカップルは、老夫婦の息子(村

    絶望しかない過酷な現実を、映画は救わない
    nakagawamakoto2007
    nakagawamakoto2007 2012/10/09
    園子温監督の『希望の国』とアンドレイ・タルコフスキー監督の『サクリファイス』の対比
  • ビッグデータが推し進めるのは監視社会じゃなく「黙殺社会」だ

    アメリカにはクレジットスコアという「信用値」が使われている。クレジットカードの利用履歴などから与えられる偏差値のようなもので、クレジットカードを作ったり住宅ローンを組むときだけでなく、就職や住居の入居などの際にもこのクレジットスコアが信用を測る物差しとして使われている。 しかしアメリカでは最近はもっと刺激的なスコアが登場し、徐々に普及して行っているようだ。それがこのニューヨークタイムズの記事で紹介されている「eスコア」というもの。これは消費者の潜在的な購買力を測り、消費者の価値を査定するというものだ。 いくらクレジットスコアという文化に慣れているアメリカでも、この数値についてはほとんどのアメリカ国民には知られていないという。さすがにおおっぴらに自分の購買力を測定されてしまうということになると、強烈な反発を買うことになるだろう。 だがこのeスコアは多くのスタートアップ企業によって測定が試みら

    ビッグデータが推し進めるのは監視社会じゃなく「黙殺社会」だ
    nakagawamakoto2007
    nakagawamakoto2007 2012/10/02
    アメリカ化してるともいえる? RT 戦後の日本社会はムラ的共同体の中で「常に見られていること」という息苦しさがあったと書いた。それに比べてムラが衰退したいまの時代は、「だれにも見られていないこと」の不安が
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