2012年10月2日のブックマーク (2件)

  • ビッグデータが推し進めるのは監視社会じゃなく「黙殺社会」だ

    アメリカにはクレジットスコアという「信用値」が使われている。クレジットカードの利用履歴などから与えられる偏差値のようなもので、クレジットカードを作ったり住宅ローンを組むときだけでなく、就職や住居の入居などの際にもこのクレジットスコアが信用を測る物差しとして使われている。 しかしアメリカでは最近はもっと刺激的なスコアが登場し、徐々に普及して行っているようだ。それがこのニューヨークタイムズの記事で紹介されている「eスコア」というもの。これは消費者の潜在的な購買力を測り、消費者の価値を査定するというものだ。 いくらクレジットスコアという文化に慣れているアメリカでも、この数値についてはほとんどのアメリカ国民には知られていないという。さすがにおおっぴらに自分の購買力を測定されてしまうということになると、強烈な反発を買うことになるだろう。 だがこのeスコアは多くのスタートアップ企業によって測定が試みら

    ビッグデータが推し進めるのは監視社会じゃなく「黙殺社会」だ
    nakagawamakoto2007
    nakagawamakoto2007 2012/10/02
    アメリカ化してるともいえる? RT 戦後の日本社会はムラ的共同体の中で「常に見られていること」という息苦しさがあったと書いた。それに比べてムラが衰退したいまの時代は、「だれにも見られていないこと」の不安が
  • 不稼働損という名のダウン・スパイラル - 原価を下げると赤字が拡がる謎 | タイム・コンサルタントの日誌から

    ビジネスの世界では、ときどき常識では理解しがたいことが起きる。前に書いた『黒字倒産』という事象もその一つだが、もう一つ訳が分からないのは、原価を下げて黒字受注を続けたのに、会社が赤字に陥るケースである。しかも、“これはマズイ”と思ってさらに原価を下げる努力をすると、もっと赤字幅が増えてしまう。もちろん売値は下げていないのに、である。それは『不稼働損』という名のダウン・スパイラルだ。いくつもの日企業(それも立派な大企業)が、この病に陥っているように見受けられる。いや、米国でもかつて多くの製造業がこれを経験し、その結果衰退した会社も少なくなかったと想像される。今回は、これについて書いてみたい。 単純化した例で説明しよう。今、ある企業の主力製品Aは、定価が25万円で原価が20万円だ、というケースを考える。原価のうち、製品1個あたりの標準の材料費が10万円、労務費が3万円、製造経費が3万円で、つ

    不稼働損という名のダウン・スパイラル - 原価を下げると赤字が拡がる謎 | タイム・コンサルタントの日誌から
    nakagawamakoto2007
    nakagawamakoto2007 2012/10/02
    RT 稼働率が下がると、配賦される原価は大きくなる。原価が上がると、価格競争力が落ちて、製品は売れなくなる。するとますます原価が上がってしまう。安価な外注で原価を下げようとしても、実は外に出て行くキャッシ