企業において、経営視点を取り入れたデータ中心のWeb戦略が不可欠になりつつある。40ものオンライン事業を手掛ける楽天は、アクセス解析を浸透させる組織を作り、ビジネスの成功に結び付けている。楽天の取り組みの全貌を伝える。 楽天は約40ものオンライン事業を手掛け、会員数は6400万人以上、「楽天市場」と「楽天ブックス」だけでも流通総額8000億円以上(2009年)を稼ぎ出している。ひとたびWebページを開けばさまざまなサービスが存在し、ユーザーは自由に何度でもサイトを横断できる――。楽天ではこの循環型のエコシステムを「楽天経済圏」と呼び、会員データベースを軸にしたマーケティングの強化やリアルビジネスとの融合を視野に入れた価値の創造にも挑んでいる。 楽天経済圏の成長の鍵を握るのがアクセス解析である。JavaScriptやcookieを駆使する最近のアクセス解析ツールは、一昔前のログ解析ツールとは
サイトのアクセス解析をするとき、アクセス数や訪問者数、どんな検索エンジンやサイトから訪問者が多く訪れたか、といったことをまず確認するだろう。それよりももっと深い、どんな訪問者がサイト内でどういった行動を取り、どこへ抜けたかといったことを解析したい人に向けて、オムニチュアが新しい解析ツールを販売する。 オムニチュアは2月6日、アクセス解析ツール「Omniture Discover 2」の販売を開始する。サイトの訪問者を属性ごとに分けて、サイト内での行動をリアルタイムに解析できる点が特徴。導線の改善につなげることができる。 Omniture Discover 2の管理画面。トップページにGoogleの検索結果から訪れた人のうち、どんなキーワードで検索した人が何人いたか、といったことを細かく解析できる なお、Discover 2は同社のアクセス解析ツール「Omniture SiteCatalys
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