『ゼビウス』からゲーム音楽アルバム制作の流れに そのナムコから1983年に出た、縦スクロールシューティングが『ゼビウス』。これが大ヒットとなり、今なおシューティングゲームの大成作品として語り継がれています。開発に関わった人は複数ですが、プログラムやマップ以外のグラフィックなどが遠藤雅伸氏、音楽が慶野由利子氏、システムプログラムに『源平討魔伝』で追悼の名前が出てくる有名プログラマの深谷正一氏等。 しかし、当時は「ゲーム音楽」というものが音楽として認知されておらず、いうなれば効果音の連続的な扱いのようなものでした。もちろんそれに音楽性を見いだす人は出て来ましたが、それが形としてまとめられることはありませんでした。 そんな時、Y.M.O.のメンバーとして、またヒット曲の作曲者として知名度が高かった細野晴臣氏が『ゼビウス』のファンで、ナムコに来社されて開発者の遠藤雅伸氏と会われて話されることになり
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