自衛官のなり手不足が課題となる中、立憲民主党は、自衛官の処遇改善などを目指す議員連盟を発足させました。 立憲民主党の「自衛隊員応援議員連盟」は14日、国会内でおよそ60人の議員が出席して設立総会を開きました。 会長に就任した枝野前代表は「ウクライナへのロシアの侵略で、日本の安全に対する関心が高まり自衛隊への期待も高まっているが、自衛隊を取り巻く状況が飛躍的に改善されているわけではない。現場の隊員が誇りと自信を持って仕事をできる環境を作ることは、政権を目指す政党として大事な責務だ」と述べました。 そのうえで、少子化の進展などに伴い、自衛官のなり手不足が課題となっていることも踏まえ、議員連盟として、自衛官の給与や休暇などの処遇、訓練や任務の環境などの改善を目指すとともに退職後の人生のサポートも強化していくよう政府に働きかけていく方針を確認しました。