【ニューヨーク共同】米誌タイムは13日、ニューヨークのウォール街周辺で繰り広げられる反格差社会デモ「ウォール街を占拠せよ」に関する世論調査の結果として、米国民の54%がデモを好意的に受け止めていると発表した。 一方、オバマ大統領の医療保険改革などに反対する保守派運動「ティーパーティー(茶会)」を好意的に見ているとの回答は27%にとどまった。 デモ参加者が唱える「米国では貧富の格差が拡大し過ぎた」との見方には79%が賛成。しかし、デモが米政治にプラスの影響を与えると考える国民は30%にとどまった。 調査は成人千人余を対象に9、10の両日に実施された。