共産躍進、111議席=志位氏「政権への不安反映」【統一選】 12日投開票された統一地方選前半戦の41道府県議選で、共産党は議席を前回の80から111に大きく増やした。志位和夫委員長は13日の記者会見で「2013年の参院選、昨年の衆院選に続いて重要な躍進を勝ち取れた」と成果を強調。「後半戦の市区町村議選でも必ず前進を果たしたい」と意欲を示した。 同党は、41道府県全てで議席を確保。志位氏によると、今回選挙がなかった東京都などを含め、47都道府県全てで議席を得たのは史上初めて。道府県議選で議席を伸ばしたのは、1999年以来16年ぶりだという。 志位氏は「勝因」について「今の安倍政権の暴走への不安や怒りを強める国民の中で、共感や支持を広げた」と分析。「保守や無党派の方々がいろんな支援の動きをしてくれた。こういう変化を余さずくみ尽くしたい」とも述べた。 民主党の不振に関しては「地方政治では