東京都青梅市でツキノワグマが相次いで出没している。8日には、JR青梅線の御嶽駅から約200メートル東の多摩川左岸に、親子と見られるクマ3頭が現れた。翌9日には直線距離で3キロほど多摩川を下ったJR二俣尾駅付近に3頭が出没。10日には同駅の北東約3キロの住宅地近くの道路を横切る1頭の目撃情報があり、同日夕に体重60キロのメスを地元猟友会が殺処分した。 8、9両日の3頭が同一のクマか分かっていないが、紅葉狩りや秋のハイキングシーズンの最盛期を迎え、専門家は「非常に危険な状態だ」と注意を呼びかけている。 青梅市では、10月下旬にもクマが連日出没する騒ぎがあったばかり。同月22日には120キロのオスが、翌23日には80キロのメスが殺処分された。いずれも住宅地で、青梅市によると、記録が残っている過去10年間で、ここまで民家に近い場所でクマが確認されたのは初めてという。 10月に殺処分された1頭目のオ
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