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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (12)

  • 米国は第3の原爆投下を計画していた

    テニアン島に到着した巨大なプルトニウム爆弾「ファットマン」。1945年8月9日に長崎へ投下された。(UNIVERSAL HISTORY ARCHIVE/GETTY IMAGES) 1945年の夏、米国が世界で最初の原子爆弾を投下したとき、戦争は永久に変わった。たった1個の爆弾が、都市とその住民を丸ごと消し去ってしまう時代が訪れたのだ。 米国は、7月にニューメキシコ州の砂漠で原子爆弾の爆発実験を行った後、8月に日の広島と長崎に原爆を投下した。だが、長崎への投下から日が降伏するまでの6日間、米国はこれで終わりとはまだ考えていなかった。次の原爆投下は間近に迫っていた。 長崎への投下で米国は原爆を使い果たしており、降伏しなければさらに原爆を落とすというのはハリー・トルーマン大統領の脅しだったとする主張が根強くある。しかし、それは決して単なる脅しではなかった。 第二次世界大戦末期、米国はできる限

    米国は第3の原爆投下を計画していた
    nakakzs
    nakakzs 2020/08/09
    村上龍の『五分後の世界』だと、ほぼすべて落とされて、長野の地下に大本営を築いたって世界だったかな。
  • 「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り

    ブラジル、ロンドニア州ポルトベーリョ近くのアマゾンの航空写真。2019年8月21日に撮影。(PHOTOGRAPH BY UESLEI MARCELINO/REUTERS) アマゾンで猛威を振るう森林火災のニュースが先週から世界中を駆け巡っている。だが、アマゾンの熱帯雨林の重要性を伝える際に、誤解を招く主張が何度も繰り返された。それは、地球の酸素の20%をアマゾンが生み出しているというものだ。 この主張は米CNN、米ABCニュース、英スカイニュースなどの報道で取り上げられたほか、フランスのマクロン大統領や、米上院議員で2020年の大統領選に出馬表明しているカマラ・ハリス氏、俳優で環境保護活動家でもあるレオナルド・ディカプリオ氏など、政治家や著名人のSNSでも散見された。また、アマゾンの森林は「地球の肺」という表現も、同じようによく使われている。 アマゾンの火災によって世界の酸素供給が危機にさ

    「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り
  • 頭が2つあるサメの報告が世界で増加、原因不明

    2008年にオーストラリア沖で捕獲されたヨシキリザメの子宮内で見つかった双頭の赤ちゃんザメ。(PHOTOGRAPH COURTESY CHRISTOPHER JOHNSTON) 双頭のサメなど、映画の中の作り物のように思われるかもしれない。けれども科学者によると、そうしたサメはたしかに実在し、しかも、世界中で発見例が増えているという。 2013年には、フロリダ沖で捕獲されたオオメジロザメという胎生のサメの子宮内から双頭の胎児が見つかって話題になったし、 2008年にはインド洋でも双頭のヨシキリザメの胎児が発見されている。 2011年には、カリフォルニア湾内とメキシコの北西沖で捕獲されたメスのヨシキリザメの子宮内から発見された双頭の胎児を詳しく調べた論文も発表されている。実は、これまでに双頭の胎児が発見されているサメのほとんどがヨシキリザメだ。2011年の論文で研究チームを率いたメキシコ国立

    頭が2つあるサメの報告が世界で増加、原因不明
    nakakzs
    nakakzs 2019/06/06
    B級映画か!ってツッコミをまずしたくなるけど、あまりよろしい現象とは思えないよなあ。ベトナム戦争時の症例とか見る限り。
  • タコを飲み込もうとしてイルカが窒息死

    オーストラリアのバンバリーにあるストラサムビーチで発見されたイルカのギリガン。口からはタコの触手が出ている。(PHOTOGRAPH BY JOHN SYMONS, MARINE MAMMAL SCIENCE) 「一度にべきれる分だけ口に入れなさい」とイルカのギリガンに教えてくれる人はいなかったようだ。 タコを飲み込んで窒息死したオスのミナミハンドウイルカが初めて確認され、解剖結果が学術誌「Marine Mammal Science」に掲載されている。(参考記事:「動物大図鑑 ハンドウイルカ」) このイルカは「非常にいしん坊で、タコをまるごと飲み込んでやる、と思っていたようです」。オーストラリア、パースにあるマードック大学の病理学者ナヒード・スティーブンス氏はそう話す。 パースから2時間ほど南下したバンバリーの海岸で発見されたオスのイルカが、解剖のためにスティーブンス氏の研究室に運び込ま

    タコを飲み込もうとしてイルカが窒息死
  • 廃墟となったリゾート、写真で比べる昔と今14点

    今は廃墟となったホモワック・ロッジのボウリング場。(Photograph by Pablo Iglesias Maurer, postcard published by Bill Bard Associates) 現場に突入、消防士だから撮れた山火事の内側 写真18点 地球の奇跡! 目を疑うほど色彩豊かな動物たち ポコノ山地とキャッツキル山地は、米国東海岸に暮らす人々にとって、華やかな1950年代を象徴する絵に描いたようなリゾート地だった。 ところが今やかつてのにぎやかさは消え、人はほとんど足を踏み入れることがない。ゴミの山が築かれ、草木が手入れされないまま至るところに生い茂り、もはやリゾートというよりは廃墟だ。(参考記事:「中国ディズニーランド似の廃墟 朽ちゆく夢の世界」) 写真家のパブロ・マウラー氏は、捨てられたこれらのリゾート・タウンを3年間かけて撮影した。きっかけは、廃墟好きのマ

    廃墟となったリゾート、写真で比べる昔と今14点
  • 嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植

    ナショナル ジオグラフィックの書籍『世界をまどわせた地図』で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう? それらが地図に描かれていたからだ。 神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための完全な「でっち上げ」すらある。その代表例として、ここでは「ポヤイス国」の物語を紹介する。史上最悪の詐欺師グレガー・マグレガーによる嘘の国だ。 世界一の大ぼらふき、グレガー・マグレガー 1822年頃のヨーロッパは不景気の中にあり、コロンビアやチリ、ペルーなどの南米の国々はチャンスを期待する投資家たちの人気を得つつあった。それらの国の国債は利回りがよく、見逃せないもうけ話だったのだ。そんな時代に、モスキート・コースト国のジョ

    嘘の国を売った史上最悪の詐欺師、270人が死の入植
    nakakzs
    nakakzs 2017/07/25
    移民事業って大なり小(地方移住とかも含め)なり、多くが大げさに希望を語って、その結果失望するパターンだよな。普通にそんな恵まれた土地が手つかずなら、移民を募る必要もないわけで。
  • ほぼ完全な中世の剣を発見、ポーランド

    この14世紀の剣は、長さ120cmで、重さはわずか1.5キロだった。(Photograph by Fr. Stanisław Staszic Museum) 600~700年前、ひとりの不運な騎士が泥炭地に落ちるか、そこで剣を落とすかしたようだ。ポーランド南東部、フルビェシュフ郡近郊の泥炭地で、信じられないほど保存状態のよい剣が発見されたことを受け、研究者らはそんな見解を示した。(参考記事:「沈没船41隻を発見、驚異の保存状態、黒海」) 建設作業員が掘削機を使って湿地の排水をしようとしていたところ、たまたまこの剣を発見、地元のスタニスワフ・スタシツ博物館に寄付された。13世紀末か14世紀中頃のものと見られ、柄以外はほぼ完全に残っている。 博物館の館長バルトロメイ・バルテツキ氏がポーランドの科学誌PAPに語ったところによると、両手で扱うこのタイプの剣は「この地域では珍しい発見」だが、当時は騎

    ほぼ完全な中世の剣を発見、ポーランド
    nakakzs
    nakakzs 2017/06/28
    何回か攻撃すると壊れそうだな(ゼルダ感)。
  • 【動画】ウミヘビが大きなウツボを丸のみに

    動画は、ウミヘビの一種であるアオマダラウミヘビが、自分と同じくらいの大きさのウツボを丸のみにする様子だ。タイでダイビング・インストラクターが撮影した。 インストラクターは、目の前で起きている光景を見て、ビデオを撮り始めた。大きく開いたウミヘビの口の中に、ウツボの体がするするとのみ込まれていく。途中、のみ込む速さが遅くなったのは、ヘビの体内でウツボが抵抗でもしたのだろうか。ウツボにしてみれば、わが身がべられるのを不快に思って当然だ。がしかし、体の大半はすでにのみ込まれており、無駄な抵抗に終わった。(参考記事:「【動画】ウツボ vs タコ、死闘を制するのは?」) コブラ科エラブウミヘビ属アオマダラウミヘビ(Laticauda colubrina)の生息地は、インド洋東部から太平洋西部にかけてのサンゴ礁とマングローブがある熱帯の浅い海だ。彼らはサンゴ礁をすり抜けて泳いでいるウツボを捕する。オ

    【動画】ウミヘビが大きなウツボを丸のみに
  • 【動画】ハワイで「溶岩の滝」が海へ、圧巻の光景

    米国ハワイ州のキラウエア火山から溶岩の「滝」が海に流れ込み、注目を集めている。場所はハワイ島にあるハワイ火山国立公園のカモクナ溶岩デルタ。2016年12月31日、海に面した断崖の一部が崩壊したことがきっかけで、今回の現象が始まった。(参考記事:「【動画】キラウエア火山が見せた炎のショー」) 米国立公園局は、Facebookなどで写真や情報を発信、溶岩流に近づかないよう呼びかけている。 上の溶岩流の動画は、立ち入りが許可されている場所から写真家ウォレン・フィンツ氏が撮影したものだ。動画には、2人のハイカーが崖の上から溶岩流に近づく姿も映っている。フィンツ氏によると、2人は崖の一部が崩れたために安全な場所に移動したが、その直後に海で爆発が起き、その破片は2人が立っていた場所まで飛んでいったという。(参考記事:「【動画】ドローンがとらえた煮えたぎる溶岩湖」) フィンツ氏がこの動画を撮影したのは1

    【動画】ハワイで「溶岩の滝」が海へ、圧巻の光景
  • 「非接触部族」マシコ・ピロ族、頻繁に出没の謎

    マシコ・ピロ族のメンバー。ペルーのアマゾンの森に住み、アルト・マドレ・デ・ディオス川の河岸に定期的に出没する。2015年7月に撮影。(PHOTOGRAPH BY RON SWAISGOOD) ペルーの美しい村、シペチアリ。緑豊かなこの村を通る曲がりくねった山道に突如、鋭くとがれた2mの竹槍を装備したマシコ・ピロ族が現れた。 「なぜ私を殺そうとするの?」 1月に初めてマシコ・ピロ族に遭遇したシペチアリ村のルフィナ・リヴェラ副村長――小柄ながら、威圧的な女性だ――は、そう叫んだ。 その後も、彼らの来訪は続いた。アルト・マドレ・デ・ディオス川から歩いて1時間。アマゾンのジャングルの奥深くの静かな村から、鍋やなたが消えていた。 3月には、ひとりの老女が狙われた。1の矢が、老女のスカートをかすめて飛んでいった。5月の初めには、村の男たちが出かけたすきを狙って、マシコ・ピロ族がやってきて農作物を奪っ

    「非接触部族」マシコ・ピロ族、頻繁に出没の謎
  • 世界最古の精子を発見、南極で

    5000万年前の精子細胞の化石が、南極で発見された。(PHOTOGRAPH COURTESY SWEDISH MUSEUM OF NATURAL HISTORY) 南極で採取された生物の卵のう化石から、5000万年前の精子細胞が発見された。これまで見つかっているものでは最古。絶滅した環形動物のものと判明し、「Biology Letters」誌に発表された。 この発見は、精子細胞の発見としては非常に珍しい事例。「精子細胞はとても短命かつ脆弱なので、化石記録で発見されることはほとんどありえません」と、論文の筆頭著者、スウェーデン自然歴史博物館(SMNH)の古生物学者ベンジャミン・ボンフルール氏は語る。 この精子細胞を偶然発見したのは、やはりSMNH所属で同研究チームの一員でもあるトーマス・モルス氏。小動物の痕跡を求めて南極で採取した石を選別していたところ、生物の卵のう化石を見つけた。詳細を見る

    世界最古の精子を発見、南極で
  • イルカ襲う、つぶらな瞳の無慈悲なアザラシ

    愛らしい表情を見せるハイイロアザラシ。海の人気者が、実際は「情け容赦のない捕者」という証拠が相次いでいる。(Photograph by Brian J. Skerry, National Geographic) 一見、ほのぼのした光景だった。2013年、北海に浮かぶドイツ領ヘルゴラント島。沖で2頭のアザラシがふざけ合っているらしく、そのうち波の下へ潜っていった。間もなく、不気味な赤い色が波間に広がった。2頭が再び水面に現れたとき、大きい方のアザラシがもう一方のアザラシの皮をはぎ、べていたのだ。 「2頭は遊んでいるとばかり思いました」。環境コンサルティング会社「IBLウンヴェルトプランノン」の海洋生物学者セバスチャン・フアマンは振り返る。同氏が撮影した、襲われる若いゼニガタアザラシの写真は、『Journal of Sea Research』誌の2015年3月号に掲載される予定だ。「最初見

    イルカ襲う、つぶらな瞳の無慈悲なアザラシ
    nakakzs
    nakakzs 2015/02/10
    これが自然であり地球だ。
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