2014/11/28 最近アメリカンフットボールの49ersの取り組みが注目されている。フェイスブックなど地元シリコンバレーの世界的企業から優秀な人材が加入し、IT視点の改革を行なっているからだ。前回の連載では、49ersとSAPによる協業、およびそれによる「シリコンバレーらしいチーム作り」を紹介した。今回はさらに踏み込み、49ersの共同オーナーGideon Yu氏の言葉から「デジタルおもてなし力」を読み解く。 今年オープンした49ersのリーバイス・スタジアムでは、多様な楽しみ方への工夫が随所になされている(写真:USA TODAY Sports/アフロ) ユーザーエクスペリエンスと「スタジアムOS」 先週に引き続き「シリコンバレーらしいチーム」への改革を進めるアメリカンフットボールの49ersから、スポーツ業界におけるイノベーションを考察します。多くのフェイスブック出身者が続々と49
100年前の米国自動車産業の状況と似ているかもしれない。1908年に創立したGMはビュイック、キャディラック、シボレーなどを次々と買収。ヨーロッパのオペルも買い取って巨大化していった。フォードもマーキュリーを買収。クライスラーもダッジを買収し、この3社はビッグ3と呼ばれることになる。 この間、日本ではトヨタや日産、ドイツではメルセデス・ベンツやVW、フランスのルノー、イタリアのフィアット、英国のロールス・ロイスやジャガーなどなどが活躍していた。 いまのTビッグ5の状況は、自動車ビッグ3が君臨した1950年代にそっくりなのだ。違いはただ一つ、日本には当時のトヨタに相当するソフトバンクがいるのだが、ヨーロッパにはVWに相当するIT企業がいないことだ。 その代わり中国に巨大IT企業が次々と生まれている。ヨーロッパが中国に食われた格好になっているのだ。もしかして日本のIT企業は北欧企業と手を組むの
トヨタが今年1月に披露した「e-Palette」は、実現不可能なことは口にしない、あの慎重なトヨタらしからぬ「未来の青写真」でした。 自家用のガソリン車がEVに代替されていくのではないく、これから拡大していく自動運転のシェアリングカーに電池が搭載されてゆくーーそうなれば、確かに現時点の未来予想より、遥かにEV化する世界が現実味を帯びてきます。 意図を持って変化に抗う企業もあれば、変化を理解できない、理解できても身体がついてこない者もある。数年前まで、自動車の販売モデルを破壊しかねないUBERには抗うという強い意思を確かにトヨタは示していました。それがこの2年でUBERへの出資に至り、さらに今回e-Palatteを発表したことは、相当な英断だったはずです。
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