男性のいじめ記録の開示請求に対する熊本県教委の不開示決定書。高校内の「いじめ対策委員会」の議事については「委員会の議題になっていないので、開示請求に係る個人情報は存在しない」とあった=熊本市で2021年12月16日午後5時18分、樋口岳大撮影 熊本県の県立高在学中にいじめを受けたと訴える男性は、22歳になった今も自宅で過ごす時間が多く、外に出られずにいる。当時は担任から同級生への聞き取り調査の記録を見せられ、対策を取るとした高校を信じていた。だが、その後もいじめは続いたばかりか、調査記録などの文書の開示を求めた男性に届いたのは予想外の回答だった。「(文書は)存在しない」 男性は2015年に熊本市の県立東稜高に入学。男性や母(56)によると、入学直後から複数の同級生に、縮毛をからかわれる▽バッグにしょうゆをかけられる▽机にマヨネーズやケチャップのようなものを塗られる▽ライターを出して「髪を燃
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