サントリー食品インターナショナルは26日、オフィス・事業所内の自動販売機向けに、スマートフォンと連動したポイントサービス「グリーンプラス」を開発したと発表した。対象自販機(写真)で飲料を買うと、アプリケーション(応用ソフト)と連動しポイントがたまる。歩数に応じてもたまる。一定点数で同社の特定保健用食品飲料(トクホ)と交換できる。企業が従業員の体調管理などを経営に生かす「健康経営」を支援する。 サントリー食品は2016年秋から導入を始め、1年後に500社・1万台規模を目指す。同社は飲料自販機の設置台数で業界2位。オフィスビル内など屋内への設置が多く、緑茶飲料「伊右衛門特茶」などのトクホ商品を豊富に持つ強みを生かす。同社が扱う飲料は一般飲料もあるが、ポイントをためるときはトクホ飲料を買った場合に点数を多くする。歩数は厚生労働省が推奨する1週間の歩数を参考にする。 カフェインレス特茶を来月発売