久しぶりの更新です。 著作権法学会の2018年研究大会で発表してきました。 実務家が「個別報告」という枠で登壇する機会はめったにないことのようです。 私からは「著作権法のリーガルデザイン」というタイトルで発表させていただきました。 052618著作権法のリーガルデザイン.pdf - Google ドライブ 著作権のリフォーム論に関しては、国際的な機運の高まりもあり、国内でも精緻な議論が積み重なり始めてきています。 私の発表には法学者の皆様のような精緻な議論は期待されていないと思いましたので、今回は著作権法学会であえて著作権法の話をあまりしないという暴挙(?)に出てみました。 「なぜ著作権の話をもっとしないのか」というお叱りの声もあったかと思いますが、私にとっては前半の話も著作権法や著作権法に関わる実務者として重要な実務感覚ではないかと思い、説明させていただいた次第です。 もちろん精緻