第2回では、「直帰率とは、必ずしもページを開いてすぐにWebサイトを去ってしまった人数の割合ではない」ということ、そして「Web解析ツールではすべてのページの滞在時間を正しく計測できない」ことをお伝えしたかと思います。 では、おさらいになりますが、Google Analyticsで以下のように記録される2つのユーザーセッションにおいて、どちらのユーザーの方がページ内のコンテンツをよく読んでいる(エンゲージしている)でしょうか。 答えは「上記の情報だけでは分からない」でしたね。 Aさんは、5ページも閲覧した上に滞在時間が30秒で、一見すると意義のある訪問であるように見えます。しかし、「トップページへ来訪して、サイトのいろいろなセクションを開いては見たものの、関心のあるものは見つけられず去った」のであったとしても、これと同様のログになります。 また、Bさんは、1ページしか閲覧していませんが、そ
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