近年、地域の伝統や生活様式に基づく産地のテキスタイルや職人の技、クリエイターやデザイナーなどの発想力を活かした付加価値の高い商品やサービスなど、伝統工芸品の国内需要は、日本人の生活様式の変化や、海外からの安価な輸入品の増大などにより、低迷傾向にある。一方、経済産業省の「クール・ジャパン海外展開事業」をはじめ、日本貿易振興機構、自治体、商工会議所、金融機関などが総力をあげて海外への販路拡大支援活動を行っている。その中で、一層効果的かつ継続的な取り組みが求められるようになった。 しかし従来、多品種少量生産を強みとする日本の中小企業やクリエイターが、海外へ販路を拡大する場合、海外との有力なチャネルの開拓や、継続的な関係維持が必要となり、投資余力や人材、スキル不足を理由に断念する人も少なくなかった。 こうした背景を踏まえ、日本ユニシスでは、多品種少量生産を強みとする日本の中小企業やクリエイターの海