東京五輪を前に東京の観光整備が急ピッチで進んでいる。ところが、観光客があてにしている無料公衆Wi-Fiがどれも不便なのは確かだ。地下鉄やJRは利用者登録が必要になるが、認証したくても繋がっていない状態ではまったく動かない。やっと認証できても都バスはバスの中でしか利用できないのに、地下鉄に行ったら再び利用者登録。しかも駅でしか使えないというお粗末さである。そんな日本の公衆無料Wi-Fiの実態を情報通信総合研究所・佐藤仁氏に聞いた。 「3年前までは諸外国に比べると、日本ではほとんど普及していなかったが、ここ数年で急速に整ってきました。都市にもよりますが、東京だけをみると他の先進国と大差はなくなってきつつあります」 そもそも日本のWi-Fi導入は、携帯電話からのネット接続が増えるにつれ回線が逼迫して繋がらない問題を回避することから始まった。その対応策として、docomo、au、ソフトバンクら通信
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