日経トレンディネットのコミュニティ「300万人編集会議」では、「ガラケーは生き残れるか」と題する新たな特集班をオープンした。これは参加者同士が、通称「ガラケー」と呼ばれる日本独自仕様のケータイについて情報交換を行うネット会議室だ。スマートフォン全盛と言われる今、そうはいっても巨大な市場規模を誇る「ガラケー」に焦点を当て、最新端末や過去の名機、市場の将来像など、さまざまな議論を行う予定だ。 議論のリーダー役を務めるのは、携帯電話研究家・武蔵野学院大学准教授の木暮祐一氏。黎明期からケータイ業界をウォッチし続け、膨大な端末のコレクションでも知られる彼に、まず現在のガラケーをどう見ているのか語ってもらった。 木暮祐一(こぐれ・ゆういち) 携帯電話研究家・武蔵野学院大学准教授 1980年代後半より日本の携帯電話業界動向をウォッチし、2000年には(株)アスキーの携帯電話情報サイト『携帯24』を立ち上