私は、元々電子部品オタクでパソコンも触り始めて40年ちょっとになります。 当時、NEC日本電気からTK-80マイコントレーニングキットが発売された時は、ぞくぞくとしたものです。 さて、自作PCにおいて電源の位置付けと言ったら何でしょうか? CPUが頭脳とすれば、電源はパソコンに必要な電力を供給するもの、即ち心臓に該当するものではないでしょうか。 この電力がないといくら立派なCPUだろうと、20万円のグラフィックボードだろうと一切動きません。 パソコンで、人の血流に相当するのが電流であり、血圧が電圧のようなものですから、それを送っている心臓の役目が電源なのです。 この電力に不足が生じるとパソコンの動作に大きな支障を生じます。 そこでPC電源選びの最重要ポイントである電源容量の決定について、筆者が作成した電源容量計算機を使いながら、詳しく説明したいと思います。