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最近、一部*1で流行語大賞候補なのは、「株主主権」やら「株主至上主義」やら言った言葉です。 歴史は繰り返すというのか、何だか2005年、2006年の頃にも、よく聞いた言葉で、その時にも、こうした用語を使った議論がいかに不毛かということを、オブラートに包んでブログに書いたりしました。 会社の「所有者」って何だろう?(1) 同 (2) 同 (3) 最近、歳をとってきたせいか、気が短くなってきていて、昔のよりも物言いがきつくなってきたところがあるのですが、この言葉を濫用する議論は、多くの場合「水からの伝言」議論と同じで、要は「会社従業員の暮らしがきついのは、株主がもうけすぎているからだ」、更にいえば、「成長政策や再分配政策の不備ではない」という結論のために、あちらこちらから便利に使えそうな議論やデータを持ってきているだけだったりではないかと、意地悪な見方をしがちになってしまいます。 ・・・と、1
年末商戦も薄型テレビは人気だが、国内メーカーはまるで儲からない。2008年度、国内首位のシャープ、2位のパナソニックはともに営業赤字。世界2位のソニーに至ってはテレビ事業だけで、1300億円の営業赤字を計上した。 上位総崩れの中、唯一黒字を確保しているのが、事業規模で劣る東芝だ。実際、東芝のテレビ事業は絶好調。国内シェアは06年の1ケタから09年には20%目前と約3倍に上昇した。しかも一貫してシェアを伸ばしているのは東芝だけ。この同社だけのテレビ黒字を、業界通は“電機業界七不思議の一つ”と呼ぶ。 シェアどん底からの復活 「本物」志向で口コミ呼ぶ 06年2月21日、東芝は薄型テレビの新ブランド「REGZA(レグザ)」を発表した。会場は前年末にオープンしたばかりの超高級ホテル、マンダリンオリエンタル東京。華々しさの裏側で、実は、東芝のテレビ事業は危機に瀕していた。 1990年代のブラウ
恋人が欲しい、セックスがしたい。ただし美人の処女に限る。 インターネットの「モテない」系の呟きを読んでいると、こういう内容のものを目にすることも多い。 “中古”というインターネットスラングは、ご存じだろうか。 車のことでも住宅のことでもなく、生身の女性を指すスラングだ。 つまり処女は“新品”、非処女は“中古”というわけで、ひどい話である。 「モテたい」「モテない」という男達の声によくよく耳を傾けると、彼らの願望が、単に恋人が欲しいとかセックスがしたいというわけではなく、「美人の恋人が欲しい」「処女とセックスがしたい」といった具合に、あれこれ条件付きのニュアンスを帯びていることに気付く筈である。彼らが求めているものは、単なる恋人、単なる性行為とは異なった何かのようにみえる。どういうことなのか。 女性は「価値のあるボク」を確かめるための勲章 つまり、こういうことらしい。 「価値のあるボク」を確
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