米ツイッターは9日、ヘイトスピーチ対策強化の一環で、「特定の宗教グループ」を非人間的に扱うツイートは、今後削除していく方針を明らかにした。これまでは「特定の個人」の人間性を否定する内容を規約違反としてきたが、今回初めて「集団」に対象を広げる。まずは「宗教グループ」を対象とし、今後、「性別」や「人種」、「国籍」など他のグループにも広げていく考えだ。 ツイッター社は9日、ヘイトスピーチについてのルールを改定。「特定の宗教グループ」の人間性を否定する内容が投稿された場合には、投稿者に削除を求める。投稿者が削除に応じない場合は、アカウントの凍結などの対策をとる。「キリスト教徒」「ユダヤ教徒」「イスラム教徒」といった宗教グループの人間性を否定するツイートが、削除対象になるという。 削除対象の具体例として、「(特定の宗教団体)は、この国を蝕(むしば)む癌(がん)だね」、「害虫駆除をしないと。(特定の宗
![宗教団体へのヘイトツイートは削除 今後は性別や人種も:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/93a92e9b387a1c5196c48be1506c8e075e97bdd6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2Fc_AS20190709003990_comm.jpg)