前回は、Oracle RACを導入するための仮想マシンを作成しました。今回は本連載の最終回として、これに仮想ディスクの追加やネットワーク関連の設定を行い、パーティションを作成して、Oracle RACインストールの準備を終えるところまでをご説明します。 作成が完了した仮想マシンに仮想ディスクを追加します。この仮想ディスクはOracle Databaseのソフトウェアをインストールするための領域です。標準VMテンプレートは必要最低限のディスク構成となっており、必要に応じてユーザーがディスクを追加して使うような形になっているため、このような作業を行うわけです。 追加する仮想マシンをクリックします。