舞台や登場人物を大胆に“中国化”させた意欲作は、現地の原作ファンの評価も高い。その一方で、第1話のみ「香港返還」の描写が頻繁に挿入される不自然も残る。制作に込められた狙いや、香港描写の謎をプロデューサーに聞いた。
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舞台や登場人物を大胆に“中国化”させた意欲作は、現地の原作ファンの評価も高い。その一方で、第1話のみ「香港返還」の描写が頻繁に挿入される不自然も残る。制作に込められた狙いや、香港描写の謎をプロデューサーに聞いた。
2018年1月よりチャンネル銀河で日本初放送をスタートする中国歴史ドラマ『開封府(かいほうふ)ー北宋を包む青い天ー』。中華圏で誰もが知る名裁判官・包拯(ほうじょう)を主人公にした同作品をより楽しむために、ドラマと同じ北宋時代を舞台にした漫画『北宋風雲伝』(秋田書店)の作者である滝口琳々氏に包拯や開封について解説してもらいました。 物語の舞台は、北宋時代の首都・開封(かいほう) 北宋といわれても中国史に興味がない人にはピンと来ないかも知れませんが、日本でも有名な武則天や楊貴妃が活躍した唐が滅び、いくつもの国が乱立した中国を960年に再び統一したのが宋でした。しかし1127年、異民族の金という国に北方の領土を奪われ、首都を開封から南東の臨安(現在の杭州)に移したことから、それ以前の開封が首都だった167年間の宋時代のことを北宋、首都を移してからを南宋と呼び分けています。 『開封府ー北宋を包む青
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