11月20日(火)から22日(木)の3日間、パシフィコ横浜にて『第14回 図書館総合展』が開催された。 図書館総合展とは、図書館を利用する人や、現場で働いている人、施設に関わる仕事をしている人たちが集まり、図書館の今後について考えるイベントだ。第14回となる今年は、出展者ブースは134ブースと過去最高を記録し、図書館職員だけでなく行政関係者や美術館、博物館、大学、自治体など幅広い分野より注目を集めているという。 出展スペースでは、蔵書や文化財をカビから守るための特殊な設備や、書籍の落下を置くだけで防止することのできる「スベリ止めストッパー」、最新鋭のセキュリティーゲートなど、普段はあまり注目することのない図書館設備の展示がみられた。 また、文化財産をデジタルアーカイブ化するための最新テクノロジーや、クラウド設計による図書館運営システム、電子書籍をインターネット経由で利用できる図書館サービス