木材がふんだんに使われた飯能市立図書館木材がふんだんに使われた飯能市立図書館木材がふんだんに使われた飯能市立図書館 【杉山高志】7月1日にオープンした飯能市の新しい図書館が2013年度木材利用優良施設コンクール(木材利用推進中央協議会主催)で林野庁長官賞を受賞した。このコンクールでは市立名栗小学校の校舎が会長賞に輝いており、市内で2年連続の入賞となった。 市によると、コンクールは木材の利用推進や需要の拡大を図ることを目的に開催。新図書館は、温かみを出すために鉄骨や木材などを組み合わせた2階建ての「ハイブリッド構造」を採用。地元特産木材の「西川材」のスギやヒノキが建物を支える大きな丸い柱や床、書架などにもふんだんに使われている。 建物の木質感を高めるとともに、「森林文化都市・飯能」をキャッチコピーにした一連の取り組みが県産木材の利用拡大や関心の高まりにも貢献したと評価され、応募総数88