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2009年7月3日のブックマーク (2件)

  • 美しい物語 - 思いて学ばざれば

    実務家による現場リポートがweb論壇にとって貴重な財宝であることは疑いを差しはさむ余地がない。しかし、それを受けとる側の器量もまた試されているように思える。 わたしは外国人支援の現場を見ていないので、実務家たるid:isikeriasobiさんの報告に疑いを差しはさむ余地なんか最初からなくて、たぶん実際それは信頼に値すると思うんだけど、isikeriasobiさんが「反日上等は依頼人の立場を悪くする」というのは新聞報道などで仄聞したことからだけでも、おそらくその通りだろうなと想像が付くというものだ。外国人支援の戦いは最初から勝てないことが決まっていて、せいぜい勝てないまでも負けないくらいにしかできなくて、行政のさじ加減ひとつでどうにでも状況は転がりうる。依頼人の勤務先の上司の友だちが暴力団関係者の昔の仲間だったとか、支援者の所属する同僚が別の団体で参加してるデモ行動で他の参加者が何か器物損

    美しい物語 - 思いて学ばざれば
    namawakari
    namawakari 2009/07/03
    "ここで問題にしているのは、かれの発言内容ではなくって、ひとりの論者としてのスタンス”ってご丁寧に書いてるのにねえ。/感情的な反発がこのエントリを補強していく。
  • 倫理学には入門する価値があるか - on the ground

    動物からの倫理学入門 作者: 伊勢田哲治出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2008/11/20メディア: 単行購入: 16人 クリック: 209回この商品を含むブログ (54件) を見る 科学哲学の啓蒙書や論理的思考の指南書などで好評を得ている著者が*1、「なぜ動物は殺してよいのか」「動物に人間と同じ権利が認められないのはなぜか」などの問いを含む動物解放論を中心とした応用倫理学的問題系について語りながら、倫理学そのもの(メタ倫理学・規範倫理学)の展開と分布を説いていく入門書。扱われている範囲は広大であるが、文章は平易であり、文献案内も充実している。 すなわち良書である。が、つまらない。倫理学への導入を助ける一冊として、一般的には迷い無く推薦できる水準と言えようが、私にとっては心底退屈なだった。序盤から既に辛く、中途半端な知識を補完するために頑張って通読しようと志していたのだ

    倫理学には入門する価値があるか - on the ground
    namawakari
    namawakari 2009/07/03
    "分析哲学的思考の多くは、特有の屈託の無さで想像の箱庭の隅々を照らして見せ、時に極めてグロテスクな論理的可能性を呈することにも怯まないが、そのグロテスクさを生きようとすることはしない”