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2013年2月28日のブックマーク (4件)

  • 納得と理解のこと - レジデント初期研修用資料

    コミュニケーションのを書いた昔、当時の自分は、理解というものを「相手の言葉を相手の文脈で呑み込むこと」、納得というものを「相手の文脈で自分の考えを再発見すること」なのだろうと考えていた。 こうした考えかたそれ自体は、平田オリザの演劇のに借りたものだから、恐らくはそれほど珍しいものではないし、考えかたとしては、今でもそれほど大きく間違っているようには思えないのだけれど、こうした定義に従った「納得」を得るためのコストは莫大で、病棟でそれを達成するのはたぶん難しい。 昔の定義について 理解と納得というものを考えていた昔、理解とは事実の把握、納得とは事態の認識なのだろうと、とりあえず定義していた。 病棟において、患者さんによる「理解」とは、医師の説明を聞き、それを受け入れるものであって、医師と患者さんとの間にあらゆる情報が共有されると、今度は患者さんの内面から、「自分の病気とはこういうものであ

    namawakari
    namawakari 2013/02/28
    “手を加える余地のない要約をそのまま受け入れることは、結果として「理解はできても納得はできない」状況を生んでしまう。…あえて「牛乳と卵を抜く」ことが、納得を得るためには大切な要素”
  • 科学を考えるときに考えておくとよいこと - odd_hatchの読書ノート

    カテゴリー「科学史」をクリックすると、このエントリーを最初にして、科学史に関するが並ぶ。カテゴリーで表示された順番に読むと、科学の歴史を概観することができる。 で、その前に「科学」を考えるときに考慮したほうがよいことをいくつか述べてみる。「科学」を問題にすることはずいぶん昔からある。社会的な問題が出てくると、科学が批判の対象になることがある。そのこと自身はよいのだけど、批判の方法はうまくないというか、紋切り型というか、的をはずしているとか、そういうことが多いので、議論を行ったり、参加する前に留意しておいたほうがいい点を上げてみる。 1.「科学」を定義するのはすごく困難。それよりも論点の「科学」が何をさしているかを明示することが重要。 たとえていうと、「理論物理学」と「金属化学」と「地質学」と「天文学」で科学の方法や主題が異なっていて、そのすべてに共通する「科学」を抽出することはすっごく困

    科学を考えるときに考えておくとよいこと - odd_hatchの読書ノート
  • ガリレオ『望遠鏡で見た星空の大発見』:「星界の報告」新訳。神をも畏れぬ邪説を唱えたトンデモ本。発禁にすべき。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    望遠鏡で見た星空の大発見 (やまねこブックレット) 作者: ガリレオガリレイ,板倉聖宣出版社/メーカー: 仮説社発売日: 2013/01/04メディア: 単行購入: 16人 クリック: 566回この商品を含むブログ (27件) を見る 望遠鏡で見ると、星空はずいぶんちがって見えるんだよ、というのをガリレオが、自分の感動を素直に伝えるべく書いた。最初は、望遠鏡の構造の解説から入り、その後は月はこんなふうに見えて、実はでこぼこなんだよ、とか星座の周辺にはほかにもいっぱい星があるんだよ、というのを述べる。月のでこぼこは望遠鏡なるカラクリを信用すべきかどうかにも関わるので簡単に断言すべきではないと思うが、そこまではいい。 だが問題はその後。ガリレオは木星を観察して、そのまわりをまわっているとおぼしき星の報告を行い、実はすべてが地球を中心にまわっているのではないんじゃないか、コペルニクス説が正し

    ガリレオ『望遠鏡で見た星空の大発見』:「星界の報告」新訳。神をも畏れぬ邪説を唱えたトンデモ本。発禁にすべき。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 「陶酔!ヘルツォーク」でワタシもようやくヘルツォーク初体験なるか - YAMDAS現更新履歴

    「陶酔!ヘルツォーク」という特集上映企画がワタシが住む田舎でも今月から始まるようで、楽しみである。 ヴェルナー・ヘルツォークの名前は、山形浩生の「執念とくどさの果ての、比類なき爽快感」という『フィツカラルド』についての文章を読んで知ったのだが、なんかとんでもない人のようだという意識に気圧され、彼の映画は今まで後回しになっていた。 折角の機会だから、時間を捻出して観に行きたいものだ。とりあえず『アギーレ/神の怒り』、『ノスフェラトゥ』、そして何より『フィツカラルド』あたり是非観たいところだが、果たして何観れるか。 そうそう、柳下毅一郎さんも昨年11月にトークショーで『フィツカラルド』について語っていますね。 上に挙げた三とも主演はクラウス・キンスキーで、彼については最近長女が性的虐待されていた事実を自叙伝で告白したことが話題になっていたが、「まぁ……彼ならね」とあんまり驚かれなかったのが

    「陶酔!ヘルツォーク」でワタシもようやくヘルツォーク初体験なるか - YAMDAS現更新履歴