昨日池袋コミカレで話したのは、要は、現実を動かすには下品になるしかない、それゆえ下品にならないやつは卑怯だ!というのがヤンキーというかマッチョというかリア充というか、そういう人々の論理だけれど、それならば僕は現実なんて動かさなくていいから上品に生きていきたいです、ということです。
隣人が敵国人になる日: 第一次世界大戦と東中欧の諸民族 (レクチャー第一次世界大戦を考える)作者: 野村真理出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2013/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 第一次世界大戦100周年ということで人文書院から出ている「レクチャー第一次世界大戦を考える」の一冊。以前同じ叢書の『捕虜が働くとき』の感想は書いていて,他にも『複合戦争と総力戦の断層』『カブラの冬』『マンダラ国家から国民国家へ』は読んでたのだけれど,これはまだ読んでなかったので読んでみた。期待に違わず面白い出来だった。はじめに(7-18頁)第1章.民族主義者の思惑(19-40頁)第2章.民衆の困惑(41-67頁)第3章.ガリツィア・ユダヤ人の困難(59-94頁)第4章.隣人が敵国人となる日(95-121頁)おわりに――未完の戦争(123-126頁)参考文献(137-14
社会的地位があって、IQも高い(ように見える)、韓国人の友だちもいる、幸せそうな家庭を築いている、そんな知人がネトウヨ化している。その人の相手をしていたら、消耗したっていう、ただの愚痴の垂れ流し。 彼曰く、「良い韓国人もいるのは事実だが、クズな韓国人が日本を壊しているから、その連帯責任として、申し訳ないが良い韓国人にも傷ついてもらわないといけない。『反日工作員』を排除するために、『韓国人はクズ』のイメージを広げたい」らしい。 まあ、一応知人だし、先輩だし、共通の友人もたくさんいるし、Facebook上で反論するには気を使うわけ。んで、反論したら、他のネトウヨまで沸いてきて、気分は、ぅあひえはうhshtjかhjkfshkじゃhrjkって感じよ。 ネトウヨらしいガバガバ理論だから、返信するのも単純作業レベルで済むはずなんだけれど、やっぱりなんだか精神的に消耗する。その知人の考えが変わることなん
中学校の学校開放があるというので、支援学級を見に行ってみる。 50分にわたって、一問も解けないプリントを前に放っておかれる生徒。教員は板書した問題を他の生徒が解くのにずっと付き合い続けている。途中で近づいてきて1分くらいだけ指導するが、やはりわからないので教員が離れたらまた同じ状態になる。複数名の生徒がやらされているのは、みんな同じ問題である様子。まったく学力のレベルが違うのに。 何がひどいって、これは学校開放日の出来事であり、その保護者も見に来ているわけである。子どもがあまりにほったらかされているので、保護者は生徒のところまでちょくちょく足を運んで、プリントの内容とか確認している。にもかかわらず、教員は取り繕おうとする様子さえない。こんなものだと開き直っているとしか思えない。 加えて、教室の後方ではひとりの生徒が別の科目の指導をマンツーマンで受けているという混沌っぷり。ずっと後ろから別の
amzn.to 山本貴光編『サイエンス・ブック・トラベルー世界を見晴らす100冊』(河出書房新社、2015)に、「未来の医療はどうなるだろうか?」という小文を書きました。基本フォーマットは、本を三冊選んで紹介しながら何かを語るという枠組みで、選んだ三冊の本は、ロイ・ポーター『人体を戦場にして』、マクニール『疫病と文明』、ソンタグ『隠喩としての病い』という、ある意味で詰まらないほど鉄板の選択です。全体として何を書こうかずいぶん迷いましたが、医療の歴史を研究している歴史学者が、医療の未来について語るという方向で書いてみました。この主題は、これからも考えたい主題なので、ご批判をいただければ幸いです。なお、私の小文の他にも数多くの興味深い文章が掲載されています。興味がある方はお買い求めください。 未来の医療はどうなるのか? 鈴木晃仁(慶應義塾大学) ロイ・ポーター『人体を戦場にして』目羅公和訳、法
http://anond.hatelabo.jp/20150523131716 某狐の人並にフェミニストへの偏見がダダ漏れなのでまともな話になるかはわからないが一応返答しておこう 増田の言ってることは“弱者男性の問題をフェミニストの責任にしている”という点でおかしい。 まず増田が“弱者男性”と呼んでいる層はフェミニズムが生まれるよりも前から存在しており、フェミニズムがそれを生んだわけではない。さらに“弱者男性”が抱えている問題(不安定な雇用、低い賃金、薄い社会保障、酷い偏見)はすべからく女性も直面してきたものであり、現在でも多くの女性がその苦境から抜け出せていない。そうした状況下でフェミニストが女性よりも弱者男性を優先しなければならない理由はどこにもない。 賃金比較ひとつとっても「女性は男性と同レベルの学歴を持っていても得られる賃金が低い」という明確な男女格差がある。現実に存在する男女格差
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