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2016年3月20日のブックマーク (3件)

  • 「外国人留学生のせいで避難所が閉鎖」流言の再検証 - 荻上式BLOG

    ※予めお断りしておきますと、このエントリは特定個人を非難することが目的ではありません。「次の災害」の際などに流言が再拡散し、排外的な動きを助長したり、現場の共生を疎外することがないようにするため、改めて検証結果を掲載しておくことが重要だと思い、エントリを立てた次第です。 さて、東日発災後から数日後、「避難所用救援物資を根こそぎ、近隣の外国人留学生(中国韓国で七割強)が運び出してしまい、避難所の機能停止により閉鎖」という流言が拡散しました。それから5年経った3月11日、一部でこれを「デマではなかった」と主張する動きがありました。そこでは、マナーの悪い外国人避難者や留学生が存在したことや、コミュニケーション上のトラブルがあったことを指摘するレポートが根拠として挙げられています。レポートには、確かに次のような言葉が引用されています。 「外国人避難者についての課題は,(1)避難所に持ち込んだ寝具

    「外国人留学生のせいで避難所が閉鎖」流言の再検証 - 荻上式BLOG
  • 『同性愛は「病気」なの? 僕たちを振り分けた世界の「同性愛診断法」クロニクル 』(牧村朝子、星海社新書)感想 - 石壁に百合の花咲く

    「同性愛者/異性愛者」という線引きに問いを投げかける良書 「同性愛者/異性愛者」という線引きの自明性を問い、人はなぜ、そしてどのように「同性愛者」を区別しようとしてきたのかを史実から解き明かす良書。語り口調でかみくだいて書かれたですが、情報量がすごいです。迷妄を破り、自由になるために必読の書。 「同性愛者/異性愛者」の切り分けは、いつ、どこで、なぜ生まれたのか? 書の骨子を端的に表しているのは、p. 24の以下のくだり。 人が人を「同じ同性愛者の仲間」と呼ぶのは、人が人を「自分たちとは違う同性愛のやつら」と認識するのは、もともと「同性愛者/異性愛者」の間に線が引かれているからではありません。人が言葉によって線を引いたからです。 そう、「同性愛者/異性愛者」の線引きは実は19世紀のヨーロッパで初めて発案されたもので、人類がもともと質的に「同性愛者/異性愛者」に分かれていた、あるいは分か

    『同性愛は「病気」なの? 僕たちを振り分けた世界の「同性愛診断法」クロニクル 』(牧村朝子、星海社新書)感想 - 石壁に百合の花咲く
  • メモ「ループする貧困」

    貧困状態にあると、発揮できる認知能力が低下することを示す実験がある。The poor often behave in less capable ways, which can further perpetuate poverty. We hypothesize that poverty directly impedes cognitive function and present two studies that test this hypothesis. First, we experimentally induced thoughts about finances and found that this reduces cognitive performance among poor but not in well-off participants. Second, we examin

    メモ「ループする貧困」