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2017年4月13日のブックマーク (3件)

  • 介護保険のパラドクス──成功なのに失敗?/安立清史 - SYNODOS

    介護保険は2000年の発足からわずか16年で、全国に普及、利用者は3倍超に急増し、「介護」(という名の日的な高齢者ケア)を世界に知らしめた。今や介護保険は高齢社会日にとって欠かせない重要な社会的インフラストラクチャーとなっている。世界からも注目され、とくに東アジアでは韓国台湾が日の介護保険を参考にしながら対応しようとしている(注1)。介護保険は高齢化という先進国共通の大きな問題へのクリーン・ヒットだったのだ。 ところが、このままでは介護保険財政は破綻するとして見直しを求める意見がたえない。昨年出された「介護保険制度の見直しに関する意見」(社会保障審議会介護保険部会)を見ても、介護費用が増大し、これから団塊の世代が後期高齢者になることなどを理由とし、見直しは避けられないとしている。 しかし介護保険は「高齢社会における介護の社会化」が目標だった。つまり、利用の拡大は成功のはずなのだ。と

    介護保険のパラドクス──成功なのに失敗?/安立清史 - SYNODOS
  • 内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だった - NATROMのブログ

    内閣府チームによる研究開発プログラムにおいて科学的手法に問題があったことが日経済新聞のサイトに掲載された(日経産業新聞4月12日付)。 ■内閣府チーム、仮説段階の研究を表彰  :日経済新聞 「このコンテストから新しい企業の研究の種を育てたい」。ImPACTの山川義徳プログラムマネージャー(PM)は2月、都内のシンポジウムで力を込めた。壇上に上がった新田ゼラチンや日アロマ環境協会などの代表者に賞状を送り成果をたたえた。 コンテストの狙いは脳の健康に効果のありそうなべ物や生活習慣などを見つけることだ。企業などからアイデアを募り、山川PMらが開発した脳活動の指標をもとに、アイデアを試した時の脳の変化を測る。脳の健康に効果のありそうなものを表彰するという内容だ。今回が2回目でコラーゲンペプチドの摂取、ラベンダーのアロマハンドマッサージが表彰された。 山川PMらは1月には、製菓大手の明治と高

    内閣府チームによる研究開発プログラムの一つがニセ科学だった - NATROMのブログ
    namawakari
    namawakari 2017/04/13
    東芝の「チャレンジ」なんかと同系の問題に、官僚制の特性という厄介な付属物がついて悪魔合体した感じ。短期的に成果を出せと言われればデタラメなものに手を出すインセンティブが発生してしまう。しかも歯止めなし
  • 改定後のGDP統計からみた貯蓄投資バランス - 備忘録

    貯蓄投資バランスとは、国民経済計算確報の資勘定から推計した資調達(貯蓄)と資蓄積(投資)の差額である。実際の勘定(統計表)では、借方と貸方の差額が「純貸出(+)/純借入(-)」として、貸方に計上される。つまり、資勘定とは、一国経済(および制度部門別)の貯蓄と投資のフローを実物面からみたもので、貯蓄投資バランスは、一国経済(および制度部門別)の資金余剰(不足)の実態を示すものだといえる。なお、資勘定が実物面からみたものとすれば、金融面からみたものが金融勘定である。金融勘定では、貸方と借方の差額が「純貸出(+)/純借入(-)」として、資勘定とは逆に借方に計上され、概念上は資勘定のそれと一致するものとなる*1。 これまで、日経済の実情、特にデフレ下における資金余剰の実態をみる上で、実物面からの貯蓄投資バランスを重視してきた。これまでの分析をおさらいすると、家計部門(個人企業を含む

    改定後のGDP統計からみた貯蓄投資バランス - 備忘録