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2020年5月24日のブックマーク (2件)

  • ニアワーク(Near work)は近視の原因か - 井出草平の研究ノート

    ニアワーク(Near work)とは読書、勉強(宿題、ライティング)、コンピュータの使用、ゲームのプレイ、テレビの視聴など、近距離で行われる活動である。ゲームが視力に悪影響を与えるという話を好んでする眼科医がいるようだが、研究レベルで問題になっているのは読書と勉強である。 近視の中には高度近視(high myopia)があり、近視性網膜変性症、網膜剥離、緑内障、白内障、視覚障害、失明などのいくつかの眼疾患のリスクの増加と関連しているため、重要な公衆衛生上の問題となる。 傍証の一つとして挙げられるのは法学部生や医学生など高学歴集団では近視の有病率は80%を超えていることである。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov pubmed.ncbi.nlm.nih.gov また、放課後に塾に通う国の学生ほど近視の割合が高いという指摘もある。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov こ

    ニアワーク(Near work)は近視の原因か - 井出草平の研究ノート
  • カミュ『ペスト』 - 紙屋研究所

    Zoom読書会をやっている。 このコロナの状況下なのでせっかくだから『ペスト』を読もうということで読んだ。 ペスト (新潮文庫) 作者:カミュ 発売日: 1969/10/30 メディア: ペーパーバック 記憶について いろいろ思うことはあるんだけど、とりあえず、この箇所。 ペストによって閉ざされた街で、ペスト被害に対するボランティアとして組織された「保健隊」でともに活動したタルーについて、その死後、医師リウーが思いをはせるシーン。 彼がかちえたところは、ただ、ペストを知ったこと、そしてそれを思い出すということ、友情を知ったこと、そしてそれを思い出すということ、愛情を知り、そしていつの日かそれを思い出すことになるということである。ペストと生とのかけにおいて、およそ人間がかちうることのできたものは、それは知識と記憶であった。(カミュ『ペスト』、新潮文庫、Kindle の位置No.5187-51

    カミュ『ペスト』 - 紙屋研究所