伝統と歴史のある京都の寺社で和装の結婚式を挙げる“京都婚”が人気だ。古き良き「日本らしさ」を求め、国内のみならず海外のカップルからも注目を集めている。メジャーな観光スポットでなくても、すでに予約が取りにくい状況に。ウエディング業界の関係者からは「物理的に限界に近い状態」とうれしい悲鳴も上がっている。 ◆かつての40倍に 10月上旬、京都市北区の上賀茂神社。境内の楼門を前に神職から祝福を受ける新郎新婦の姿があった。 式を挙げたのは香川県在住の会社員、藤岡章太さん(27)。初めての白むくに笑顔をみせる新婦の千広さん(22)も京都出身ではない。 「日本人なので、せっかくなら和装で、と思っていた。自分が自分でないみたい」と照れる千広さん。上賀茂神社を選んだのは以前旅行で訪れたことがあったから。鮮やかな朱塗りの楼門や鳥居に引かれていたという。 京都での「和婚」を手がけている老舗「京鐘」(同
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