カバーソングのブームが続いている。今年だけで、カバーアルバムは何枚発売されたか、検討もつかないほど。もはやブームを超えて、一つのジャンルとして確立された感すらある。 過去の名曲を掘り起こし、光を当て、よみがえらせるという面もある一方で、自分で名曲を生み出せない歌手が頼る安易な手段と、ネガティブにとらえられることも多い。確かに、明らかにオリジナルに思い入れのないような歌手が、自分の好きな曲を歌っている姿を見ると、元曲を汚されたような気がして、腹が立つやら、悲しいやら。 では、カバーの成功のカギはどこにあるのか。05年にカバーアルバム「VOCALIST」をミリオンヒットさせ、ブームの先駆けとなった徳永英明(53)にこのほど、インタビューして気づいた4つのポイントを紹介したい。 (1)「敬意」 徳永にとってカバーとは「奉納」という。「元々ある素晴らしい楽曲がかぶっていたすすを払って、きれい
![Yahoo!ニュース - 徳永英明に聞くカバーソング成功の秘訣 敬意・意外性・説得力・質 (デイリースポーツ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e43e2858f4c14a108ca6c91d50d72f390ef193f4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggfgOUT1Bd2AOEANRTDruHnQ---x147-y200-q90%2Famd%2F20141109-00000058-dal-000-6-view.jpg)