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ノンフィクションに関するnamgenのブックマーク (2)

  • 記録させる記憶:宮本常一の「記憶」と「記録」 - 記憶の彼方へ

    『宮常一が撮った昭和の情景』上巻、170頁、asin:4620606391 これは宮常一が昭和37(1962)年夏、山口県萩市見島の宇津で撮影したもの。「漁網の上でうたた寝をする男の子。海の子はこうして育つ」というキャプションが添えられている。見島とは山口県の日海側にある絶海の孤島。宇津は古くから北前船の寄港地として知られている漁港。地図ではここ。 大きな地図で見る この写真を「微笑ましく」感じたという佐野眞一は、宮常一が調査に入ってから40年後の2000年の冬に宮が撮影した人物を探しあてることをひとつの目的に見島に渡った。そしていい親父になった「海の子」にいわば再会する。 宮常一が見た日 (ちくま文庫) 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/05/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (9件) を見る 佐野眞一『

    記録させる記憶:宮本常一の「記憶」と「記録」 - 記憶の彼方へ
  • 「土佐源氏」の詩と真実 - 記憶の彼方へ

    歌行燈・高野聖 (新潮文庫) 作者: 泉鏡花出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1950/08/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (36件) を見る 泉鏡花の「高野聖」(明治33[1900]年)をはじめてまともに読んで、内容はさておき、「私」が出会った人物の一人語りが延々と続くという構成のせいか、小説というよりは民話のような印象を強く受けた。そして宮常一の「土佐源氏」(昭和34[1959]年)を連想した。 忘れられた日人 (岩波文庫) 作者: 宮常一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1984/05/16メディア: 文庫購入: 49人 クリック: 366回この商品を含むブログ (218件) を見る 日残酷物語1 (平凡社ライブラリー) 作者: 宮常一,山周五郎,揖西高速,山代巴出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1995/04/12メデ

    「土佐源氏」の詩と真実 - 記憶の彼方へ
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