誰しも薄々感じているこの日本の不透明な金回りを牛耳っている仕組み、いわゆるエスタブリッシュメント*1の裏側の仕組みを改めて知っておく時が来たと思って、色々と読みあさっているうちに、遅ればせながら、佐野眞一のノンフィクション、ルポルタージュに出会った。色んな見方ができるが、基本的に信頼できそうだなあという印象を持った。もちろん、フィクション/ノンフィクション、事実/想像の間に、厳密な線を引く事は難しい。しかし、一読すれば、だいたい、それが信頼できるか信頼できないかは、直感で区別できる。 阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫) 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/07/29メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (42件) を見る甘粕正彦 乱心の曠野 作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/05/01メディア: 単行本購