引越し手伝いマニアの私ですよ。 昨日、古い友人の引越し、(てか部屋の掃除) を手伝ってきた。 「コレ、インドで無理やり買わされた タイコなんだけど要る?」と言って 出てきたのがコノ写真。 楽器をやらないタダの観光客に タイコを売りつけるなんてさすがインド人。 コレは「タブラ」って言うタイコで、 マスターすると、色んな音が出せて 結構かっこいいんだな。 思わず貰ってきてしまったよ。 そんな訳で僕もインド人に負けないように、 海辺でターバン巻いて練習します。
ベンチに腰掛けて読書をしていたら、だれかが私の肩をたたく。なんだろうと思って見ると、先ほどから隣に座っていた見知らぬ男性。「ちょっといいですか?」 それは、くっきりとした目鼻立ちをした青年で、灰色と碧色がまざりあったようなちょっと印象的な眼をしていた。「こんにちは」 いま起きようとしている事態に少し戸惑いながら挨拶をした。 「あの、それはギリシア語ではありませんか?」と青年が尋ねる。私はちょうど、ひざの上にのせたトランクを机がわりに、書物と辞書とノートを広げていた。書物は、青年が言うように(古典)ギリシア語で書かれたものだった。「そうです」と言って、本を青年のほうへ差し出す。 「やっぱり!」 その顔がぱっと明るくなって、青年は身を乗り出してくる。彼とともに空気が動いて、やわらかな、香をたきしめたようなほのかな香りがする。「ぼくはギリシア人なんですよ」と言いながら、よく動く大きな眼で書物のペ
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