前職の時、職場に「本を月に10冊以上読むこと」というオキテがあった。 仕事において、読書は必須で、本好きも多かった。 私の上司だった人間は、とにかく本が好きで、座席の後ろに山のように本を積み上げていたし、空いた時間には座席でよく本を読んでいた。 (同僚たちも、職場でけっこう本を読んでいた) また、ビジネス書だけではなく、小説やノンフィクションなども、良く読まれていた。 面接で、趣味を聞かれて、「小説が好きです。」と答えた人は、その後大いに面接官とその内容で盛り上がったし、お客さんと共通の愛読書があれば、それだけで仲良くなることができた。 読書に時間を割く人は、知的能力が高いことも多く、特に、優秀な経営者の方で「本を読まない」という人は殆どいない。 だから書店で「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」というタイトルの本を見つけた時、面白いな、とおもった。 なぜなら、「忙しい」といって本を読ま