1523日間、餌を食べないダイオウグソクムシ(左)1523日間、餌を食べないダイオウグソクムシ(左) 【中村尚徳】4年以上もの間、餌を食べずに生きている深海生物が、鳥羽水族館(鳥羽市)にいる。世界最大のダンゴムシの仲間「ダイオウグソクムシ」。生物の死骸などを食べることから「深海の掃除屋」との異名を持つのに、いくら工夫して餌をやっても反応せず、飼育担当者が心配している。 絶食を続けているのは、飼われている7匹のうち、2007年9月に同水族館に来た体長29センチの1匹。毎月1回、餌を与えているが、09年1月に約50グラムのアジ1匹をほぼ平らげて以降、何も食べなくなった。 5日には、ほかの水族館などの情報を参考に、臭いの強いマイワシやメヒカリなどを水槽に入れたが、あごさえ動かさなかった。絶食期間は4年2カ月余、通算1523日に達した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録
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