「地方創生」で300年来の難問は解決できるか 江戸幕府も悩んだ一極集中、眠っているお金と有能なプロデューサーの手腕を生かせ 木代泰之 経済・科学ジャーナリスト 来年度の政府予算案で、焦点の「地方創生」に7200億円を投入することが決まった。自治体が自由に使える財源を増やして、「ひと・まち・しごと」を活性化するよう地方の奮起を促す。焦らず長い目で成果を期待したい。 注目したいのは、東京と地方の間の人口の転入・転出に関する数値目標である。東京から地方への転出者を2020年までに4万人増やす一方、地方から東京への転入者を6万人減らし、転入・転出とも41万人でバランスさせるという内容だ。 現在は東京への転入者が多い分、地方は人口が減って活気を失う。活気がなくなれば、若者はますます東京に出てゆく。そこで地方から都会に来ている若者を地方に呼び戻すなどして、悪循環を断ち切ろうというわけだ。 上手くいくだ
「地元就職率10%アップ」という難問 地方大学を悩ます数値目標。地元就職を希望しない若者まで地域に縛ってもいい? 木代泰之 経済・科学ジャーナリスト 人口の東京一極集中が止まらず、若い世代を中心に毎年7~8万人の転入超過になっている。その流れを止めようと、文部科学省は2年前から、地方大学の卒業生を地元に就職させる「大学COC(Center of Community)プラス事業」を展開している。 参加大学は地域貢献のリーダーになるよう期待され、非公表だが、一律に「地元就職率10%(ポイント)アップ」の数値目標を課されている。これまで「グローバル人材の育成」一色だった行政の方向転換に、大学からは戸惑いや批判の声が聞かれる。 東京への転入が目立つ20~39歳の高学歴女性 東京への人口流入の突出ぶりはグラフ(下)を見れば一目瞭然。2014年度の転入超過は7万3千人で、うち女性が55%を占める。とり
ツール・ド・フランス、第21ステージ(シャンティイからパリ・シャンゼリゼ、113キロメートル)。総合首位のイエロージャージーをまとい、チームメートとともにフィニッシュラインに向かうチーム・スカイのクリス・フルーム(中央、2015年7月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【1月30日 AFP】自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de France)で、ここ5大会中4回の総合優勝を果たしている英国のチームスカイ(Team Sky)や、薬物使用が発覚して競技から追放されたランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏が、隠しモーターを使用していた可能性があると、米テレビ局のCBSが29日に報じた。両者は疑惑を否定している。 CBSはニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」のコーナーで、隠しモーターを使った違反の手口を検証。
この話には続きがあります。 おかえりThinkPad ぼくは有山圭二。Macユーザーだ。 MacBook AirでMacに入門し、すぐにMacBook Proへ。以降、ずっとMacを使い続けてきた。 iOSアプリを開発する関係でMacから離れられなかったわけじゃない。ぼくの本業はAndroidアプリの開発だ。Androidアプリの開発環境はmacOSに加えて、Windows、Linuxでも動作する。実際、Macの前はUbuntuを使っていた。 ぼくは、Macが好きだから使っている。 いや、好きだった。 6年間、ぼくを公私ともに支えてくれたMacと、お別れすることにした。 きっかけは2016年末の「新しいMacBook Pro」の発表だった。 薄かったキーボードはますます薄くなり、すべてのポートがUSB-Cに置き換わった。これまでのMacBook Proでは普通にできていたことができなくなる
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