著作権やコンテンツにかかわる政策決定の過程にインターネットユーザーの声を反映させるため、『CONTENT'S FUTURE』の著者でもある小寺信良さんと津田大介さん、そして白田秀彰法政大学社会学部准教授をはじめとするロージナ茶会の方々を発起人として、インターネット先進ユーザーの会(Movements for Internet Active Users - MIAU)が設立されました。 コンテンツ消費の現場がリアルからネットへと広がっている中で、著作権制度をはじめとするコンテンツ行政はネットでのコンテンツ消費を発展・拡大させる方向ではなく、むしろ抑制する方向に向かっているのではないかという指摘は、ネットワークユーザーの中から恒常的な不満としてあがっているように思いますが、そういったネット利用者の声を現実的な政策決定の場で表明する組織・団体の欠如もまた指摘されてきました。 『CONTENT'S
ネットワークの自由には価値がある。 ネットワークの自由は古い制度に縛られている。 ネットワークの自由を主張し擁護する組織的主体がない。 だから作ることにした。 それがMIAUだ。 「進歩」という言葉が輝きを失って長く経った。しかし、万物と同様に私たち自身も、私たちの社会も、また常に変化しつづける。ならば、その変化をより私たちの幸福に結び付けるよう努力すべきだろう。その努力が「変化」を「進歩」へと変えるのだ。 今、私たちは、情報技術の一般化という段階に至っている。かつて、そうした情報技術を様々に応用して実現されるだろう、たくさんの夢が語られた。現在、それらの夢のいくつかは実現し、いくつかは夢のままに終わろうとしている。一方、語られた夢を苦々しく思い、社会の変化を好まない種類の人たちがいることも事実だ。ある人にとって現在がすでに幸福なら、変化は不安をもたらす不吉な兆しにすぎない。 私たちは、生
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