インターネット上でいじめにあったことがあるかどうかの調査結果において、現在あるが4.7パーセント、過去にあるが45.7パーセントという報告がなされていました(12~18歳2767人のサンプル) 考えられる原因は、第一に、匿名性ゆえの情報倫理への意識の低さが考えられます。ネットで他人を中傷するというモラル・ハザードへの認識が低いことが挙げられます。ばれなきゃよい式の安易な書込みがそこには考えられます。 第二に、ブログの使用法の問題が考えられます。そもそもブログのはじまりは、ニュース記事を寸評するという政治性や社会的関心の強い性格をもっていました。しかし、現在のブログの性格は、情報の有用性を吟味しないで、情報を垂れ流している状態であり、日記の延長戦上にあります。 普段あったことを感情のままに書き留める日記の性格ゆえに、「ムカつく」相手への感情、非難の言葉が安直に流されることになっているのではな
いうまでもなく、私の『世界』論文にいきなり噛み付いてきたのは池田信夫氏です。 >ちなみに、彼の自慢の『世界』論文も、あまりにお粗末な知識に唖然とします: http://homepage3.nifty.com/hamachan/koyounokakusa.html <日本でも戦前や戦後のある時期に至るまでは、臨時工と呼ばれる低賃金かつ有期契約の労働者層が多かった。[・・・]彼らの待遇は不当なものとして学界や労働運動の関心を惹いた。> というように、戦前の雇用形態について問題を取り違え、「臨時工」は昔からかわいそうな存在だったと信じている。そんな事実がないことは、たとえば小野旭『日本的雇用慣行と労働市場』のような基本的な文献にも書いてあります。こんな「なんちゃって学者」が公務員に間違った教育をするのは困ったものです。 労働問題を専門にしている以上、その誤りを指摘するのは当然の義務でしょう。それ
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