自身が経営するテニススクールの当時女子高生だったスクール生に、自宅や車の中でわいせつな行為を繰り返したとして、大阪府警住之江署は4日、児童福祉法違反(児童への禁止行為)容疑で、大阪市住之江区御崎の「大阪テニスアカデミー」経営者、釜口明治容疑者(59)を逮捕した。釜口容疑者は「身に覚えがない」と否認しているという。被害女性の関係者は同署に「ほかにも被害者がいるようだ」と話しているといい、同署は余罪についても慎重に捜査する。 調べでは、釜口容疑者は平成14年3月ごろから約1年間にわたり、当時16歳だった同アカデミーの女性に自室や車の中などで服を脱ぐことや抱きつくことを強要したり、体に触るなどの行為を繰り返した疑い。女性は当時、釜口容疑者の自宅敷地内にある寮で生活していた。 昨年12月中旬に女性の関係者が「スクール生がわいせつ行為をされていたようだ」と同署に相談し、先月19日に女性が被害届を