前衛舞踊で世界に衝撃を与えてきたピナ・バウシュさん - Nobby Clark / Hulton Archive / Getty Images ドイツのヴィム・ヴェンダース監督が、同国の世界的バレエダンサー兼振り付け師のピナ・バウシュさんを題材にした世界初3Dダンス映画『Pina』の製作を一時中止させたことが3日、わかった。ロイター通信が報じた。 映画『トーク・トゥ・ハー』 ピナさんは、ダンスに演劇的手法を取り入れた斬新な表現手法タンツテアターの担い手として活躍し、世界各国に熱狂的なファンを得ていたが、先月30日、がんのため他界した。68歳だった。亡くなる5日前にがんと診断されたばかりだったという。 ADVERTISEMENT ドイツの芸術大学を首席で卒業後、アメリカのジュリアード音楽院や同国のバレエ団でアメリカの現代舞踊を学ぶ。帰国後、1973年に新設されたヴッパタール舞踊団の芸術監督に