“年齢差別(エイジズム)”――年を取っているという理由で排除されたり、劣っていると判断されたりすること。1969年に、アメリカ国立老化研究所の初代所長のロバート・バトラーによって提唱された。 「老い」と聞くと想像されるネガティブなイメージ。たとえば「いい年してこの服装はイタい」「年を取って(見た目が)劣化した」「年寄りは邪魔(「老害」などの蔑称)」などだ。このような認識は世代間の分断を生み、いずれは自分の首を絞めることになる。若者にとって今は他人事でも、年齢を重ねれば、遅れている、これだから高齢者は、と差別される側に回ってしまうのだ。 そんな年齢差別に対して、オーストラリアの広告代理店が動いた。国内で複数の拠点を持ち、若者に人気の広告代理店Thinkerbell社が2020年11月に新たに始めたインターンシップ・プログラム。応募の条件が、55歳以上であることだったのだ。「Thrive@55
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