ことし6月、大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震では、建物などの被害に対する保険金の支払い額が946億円余りと、阪神・淡路大震災を上回って過去3番目の規模になっていることがわかりました。 地域別では大阪府が813億円余りと最も多く、次いで京都府が63億円余り、兵庫県が53億円余りなどとなっています。 地震保険の加入者が増えていることもあって保険金の額は平成7年の阪神・淡路大震災を上回り、東日本大震災と熊本地震に次いで過去3番目の規模だということです。 先月、北海道で最大震度7の揺れを観測した地震では、今月11日時点で地震保険の支払い件数が2万1900件余りで、保険金額は150億5400万円余りとなっています。 協会は今後も支払いが増える可能性があるとしています。