〝失言王〟への不満がついに海外でも爆発だ。新型コロナウイルスの感染爆発で今夏の東京五輪開催がピンチを迎える中、大会組織委員会の森喜朗会長(83)が国際オリンピック委員会(IOC)をはじめとした海外の五輪関係者から「もうしゃべらせるな!」と怒りを買っている。いったい、どういうことなのか――。 森会長の失言癖は国内では広く知られるところ。フィギュアスケートの国民的ヒロイン、浅田真央(30)の2014年ソチ五輪の演技について「大事な時には必ず転ぶ」と発言して国民の怒りを買った。この時はさすがに反省のコメントを残したが、〝持病〟が治ったわけではない。 新型コロナウイルス禍が深刻になった昨年2月のイベントでは「選手諸君は気を付けて、ウイルスをもらわないように」と注意した後に「私はマスクをしないで最後まで頑張る」と言ってひんしゅくを買った。首相時代から数々の失言でバッシングを浴びた〝実績〟はダテではな