「待てぇい、ルパ~ン!」 「へへっ、捕まえてごらんよ、とっつぁん」 財宝を握りしめて、夜の街を走るルパン三世。今日も華麗に一仕事片付けた。 それを追うのが永遠のライバル、ご存知銭形警部である。 「くそ、ルパンの姿を見失った。おい、お前。ルパンを見なかったか?」 ひとりの警官に声をかける銭形。警官は「あちらです」というと海の方を指さした。 「よし、わかった……ん、待てよ。たしかこの辺に警官は配置していなかったはず。どうしてお前がここにいるんだ? さてはお前……!」 「へへっ、バレちまったら仕方ねえ!」 そして警官はバリバリと、顔のマスクを引き剥がしす。 するとそこから、フリップを持ったルパンが姿を現した! 「はい、今週も始まりました。天才たけしの元気が出るテレビ~! おい、とっつぁんこっち来なさい。早くこっち来いよお前は! 見てくださいこの四角い顔、酷いでしょ。こないだ野球場にいったら選手た